日本ハム・有原、5回2失点 勝利投手の権利を残し降板

[ 2015年5月31日 15:32 ]

<日・中>日本ハムの先発・有原

交流戦 日本ハム―中日

(5月31日 札幌D)
 日本ハムのドラフト1位ルーキー、有原が今季3度目となる先発のマウンドに上がり、5回5安打2失点で勝ち投手の権利を残して降板した。

 有原は初回、先頭の大島に四球を与えると、盗塁と犠打で無死三塁といきなりのピンチ。この場面で暴投を犯して大島の生還を許し、無安打で1点を献上してしまう。

 それでも打線がその裏に5得点を挙げてチームが逆転。この援護に助けられ、落ち着きを取り戻した有原は2回、3回を無失点で切り抜けた。

 しかし4回、先頭の小笠原に二塁打を許して再び得点圏に走者を背負うと、杉山に左翼線への適時二塁打を浴びて2失点目を喫した。

 5回は2死からルナに左前打を許すも、この試合3度目の「0」をスコアボードには刻んだ有原。この時点で球数は105球に達し、6回からは2番手・谷元にマウンドを託した。

 有原は「きょうは悔いが残らないような投球をしたかったので、初回から全力でいきました。球の走りは良かったんですけど、コントロールが荒れてしまい、フォアボールでリズムを崩してしまいました。球数が多くなってしまったことも反省点です。悪い流れを断ち切ってくれた野手の皆さんに感謝したいです」とコメント。3四球を反省していた。

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