阪神3連勝で3位“第5の助っ人”サンティアゴ来日初登板初勝利

[ 2015年5月15日 21:15 ]

<中・神>7回を7安打1失点のサンティアゴ

セ・リーグ 阪神2―1中日

(5月15日 ナゴヤD)
 阪神のマリオ・サンティアゴ投手(30)が15日、中日戦に来日初登板初先発し、7回を7安打1失点で初勝利を挙げた。

 第5の助っ人サンティアゴが強運ぶりを発揮した。不調で出場選手登録を抹消されたメッセンジャーの代役として初登板初先発。0―0の5回にルナの右犠飛で先制されたものの、代打を送られた8回に打線が逆転に成功。白星が転がり込んだ。

 プエルトリコ代表として13年のWBC準決勝で日本を苦しめた実力の持ち主。外国人枠のために2軍で雌伏の日々を送っていたが、ウエスタン・リーグでは6試合の登板(先発5)で1勝2敗、防御率1・80を残していた。

 打線は1点を追う8回、2番手の又吉を攻め、サンティアゴの代打・新井の中前打から盗塁を絡め西岡の右翼線への適時二塁打で同点。なおも2死二、三塁でマートンがしぶとく一、二塁間を破り、勝ち越した。

 阪神は助っ人コンビの活躍で3連勝。中日を抜いて3位に浮上した。

 中日は先発・小熊が7回を3安打無失点と好投したものの、又吉が誤算で3連敗を喫した。

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