鶴岡、虎移籍1号が決勝弾に!「藤浪に勝ちが付いてほしかった」

[ 2015年5月15日 09:00 ]

<ヤ・神>5回、ソロを放ち高代コーチ(右)とタッチする鶴岡

セ・リーグ 阪神4―1ヤクルト

(5月14日 神宮)
 阪神・鶴岡の一振りが、後輩右腕にこの上ない勇気を与えた。1-1で迎えた5回、先頭打者で打席に入ると、2球目の直球を完ぺきにとらえた。

 「抜けてくれとは思った。藤浪も頑張っていたので、勝ちが付いてほしかった」

 長打を確信して全力疾走すると、打球は大きな放物線を描いて、そのままバックスクリーン右に着弾。阪神移籍後初、DeNA時代の13年7月24日の中日戦以来となる一発は試合の均衡を破り、力投する藤浪にも大きな援護点となった。

 バットで輝いた“女房役”はマスクをかぶっても頼もしかった。昨年9月26日の広島戦(甲子園)以来のバッテリーを組んだ藤浪の完投をアシスト。「ブルペンはあまり良くなかった。(序盤は)探り探りやっていた」とベテランならではの巧みなリードでヤクルト打線に付け入る隙を与えなかった。

 「絶対に抑えてやるという(藤浪の)意思が出ていた」。2点を追加した直後の6回は藤浪の心を分かっていたかのようにウイニングショットに直球のサインを出し、2三振を奪った。

 藤浪とのコンビは通算11試合目で7勝目。同じくベテランの藤井とは20試合で8勝7敗とあって相性は抜群で和田監督も「鶴岡がコーナーをつかって良いリードをしてくれた。(リードの)幅が広いし、ホームランも打ってくれてね」と称賛した。

 「良いボールを投げていたし、何とか勝たせてあげたかった」。久々の一発よりも、喜んだのは藤浪が手にした約1カ月ぶりの白星だった。

 ▼阪神・山田バッテリーコーチ(藤浪と鶴岡のバッテリーに)鶴岡が頑張ってた。リードは任せているし晋太郎(藤浪)がよく付いていったということだろうね。

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