日本ハム ドラ1有原、上々の1軍デビュー!6回2失点で降板

[ 2015年5月15日 20:24 ]

<日・オ>初マウンドで好投する日本ハム・有原
Photo By スポニチ

パ・リーグ 日本ハム―オリックス

(5月15日 札幌D)
 日本ハムのドラフト1位ルーキー・有原航平投手(22=早大)が15日のオリックス戦(札幌D)で1軍デビューした。初回にいきなり失点したが、2回以降は新人らしからぬ落ち着いた投球を披露。6回にソロを被弾し2失点で降板となったが、最速151キロ、相手打線を4安打に抑える好投だった。

 初回、先頭・糸井に対し、注目の第1球は外角に外れる147キロのストレート。その後、フルカウントとし7球目のフォークで遊ゴロに打ち取った。続く西野は四球、中島には右翼線に落ちる一打を許し1死一、三塁とされると、4番・カラバイヨに右前適時打を打たれて1点を失った。それでもT―岡田を左飛、ブランコを遊直に仕留めて追加点は許さなかった。

 2回は先頭・駿太をチェンジアップで空振り三振に仕留め、安達は右飛。山崎には死球を与えたが、糸井を中飛に打ち取って無失点。3回は初の三者凡退、4回は2死から駿太に遊撃内野安打を許したが、安達を一ゴロに打ち取った。

 5回は糸井、西野を連続三振に仕留めるなどで無失点。だが、6回1死からカラバイヨに左越え7号ソロを被弾した。

 プロ入り前から右肘に不安を抱え、キャンプから2軍で調整してきた有原。「早く投げたい気持ちがあった。いろんな人に協力してもらってここまで来られた」と思いを口にし上がったプロ初のマウンド。6回を4安打4奪三振2四死球の2失点と、先発の役割を十分に果たした。

続きを表示

この記事のフォト

2015年5月15日のニュース