国学院大、逆転優勝に望み！９番大前タイムリーで勝ち点

＜亜大・国学院大＞７回２死満塁、逆転の左前適時打を放ちガッツポーズする大前

東都大学野球春季Ｌ第６週最終日 国学院大５―１亜大

（5月14日 神宮）
　３回戦１試合が行われた。国学院大が逆転で亜大を下し、勝ち点を３として逆転優勝に望みをつないだ。９番の大前将吾捕手（４年）が７回に逆転打を放つなど攻守で活躍した。

　１回戦で９回１死まで完全投球された諏訪を相手に、１点を追う７回２死満塁で大前が左前へ逆転の２点打。詰まった打球に「全員の気持ちが打球に乗った。うれしい」。直後の守備では１死満塁のピンチをしのぐ好リードも見せた。

　次週、中大と専大の結果次第では逆転優勝の可能性も残した鳥山泰孝監督は「きょうは真骨頂を見せられた。最終週へしっかり準備したい」と気を引き締めた。

　≪３校でＶ争い≫優勝の可能性が残されているのは中大、専大、国学院大の３校。中大、専大が１９日からの第７週で連勝すれば両校による優勝決定戦が行われる。国学院大を含めた３校が８勝３敗で並んだ場合は、３校によるプレーオフとなる。

　▼亜大生田勉監督（４回２死三塁から本盗を仕掛けたが失敗）どうしても１点欲しかった。場面を想定して練習もしていただけに残念。