79年に開幕6戦6勝、高橋直樹氏「大谷君は僕とモノが違う」

[ 2015年5月15日 09:10 ]

79年に開幕6戦6勝をマークした高橋直樹氏

パ・リーグ 日本ハム2―1西武

(5月14日 札幌D)
 79年に開幕6戦6勝をマークした高橋直樹氏(70=野球評論家)は、「大谷君は僕とはモノが違うから。打者をしながら投手。本当に大変だと思う」と話した。

 高橋氏は当時34歳。トレードマークのひげを伸ばし、6勝のうち5勝が完投だった。「やっぱりリズムというものはある。相手打者に最初から勝てるような気持ちで投げていた」。この年は自己最多の20勝で、21完投はリーグトップ。「でも僕は体力がなくて、(好成績は)1年おきが多かった」。二刀流3年目の大谷を「大きな故障もしていない。本当にタフなんだと思う」と評した。

 今後、数字をどこまで伸ばすのか。「僕の記録は抜かないでほしいなあ」と冗談めかして笑った高橋氏は、「投手か野手か、どちらかに専念してほしいという思いもある。今年ぐらいに決められれば一番いいのかも…」と話した。

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