DeNA 久保、開幕投手の“トリ”飾る白星も大瀬良に「完敗」!?

[ 2015年4月28日 21:02 ]

<広・D>今季初勝利を挙げファンの声援に頭を下げる久保

セ・リーグ DeNA1―0広島

(4月28日 マツダ)
 12球団の開幕投手で唯一白星のなかったDeNA・久保が、今季5試合目の登板でようやく今季初勝利を手にした。8回を4安打5奪三振の無失点。それでも試合後は「チームの連勝を止めず、何とか勝つことができて良かった」と淡々と話した。

 広島・大瀬良との投げ合い。両投手ともに8回まで無失点と“我慢比べ”だった。久保は初回1死から連打を浴び満塁のピンチを背負ったが、シアーホルツを見逃し三振、野間を投ゴロに抑えて切り抜けた。3回までに4安打を許したが、4回以降は無安打投球。打線の援護を待ち、耐え続けた。

 その粘りが勝利を呼んだ。9回に自身の代打・白崎の内野安打から梶谷の適時打でついに先制。9回のマウンドに上がった山崎が1点を守り切った。

 相手の大瀬良は9回を4安打7奪三振の1失点。球数は100球で、久保は8回を118球だった。「内容的には完敗だった」と久保。それでも「野球はチームでやるので」とチームの勝利を喜び「いい流れで行ってくれれば」と連勝継続を願っていた。

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