原監督がフランシスコの広角絶賛「サンドバルに似ている」

[ 2015年4月28日 05:30 ]

打撃練習で汗を流すフランシスコ

 巨人に新加入したフランシスコが、川崎市のジャイアンツ球場で行われた1軍練習に初参加し、大物の片りんを見せた。原監督が「(レッドソックスの)サンドバルに雰囲気が似ているね」と評した1メートル88、111キロの左打ちの大砲は、フリー打撃で39スイング5本の柵越えを放った。

 うち3本のアーチが逆方向の左越えで、原監督も「広角でしょう」と納得顔。ノックではグラブさばきを評価した。巨漢らしからぬ器用さは、12年ワールドシリーズMVPで「カンフー・パンダ」の愛称で親しまれるサンドバルと同じだ。

 早ければ5月2日の阪神戦(東京ドーム)から1軍登録する新戦力に、指揮官は打点を求める。「いい打者より、勝負強い打者が何人いるか(が大事)」とし、「まずは20試合で3打点が当面の目標だよ」と続けた。冗談めかした言葉の裏に、今季25試合でわずか3打点という村田の不振がある。同じ三塁と一塁を守るだけに、競争による相乗効果を期待。ハッパを掛けられた形の村田は「でかいですね」とライバルの印象を語り、「僕は日本人なので日本人らしくやります」と強調した。

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