大野 賢介と“共闘”日本一誓う!復帰歓迎「勉強する事多い」

[ 2014年12月23日 05:30 ]

後ろかな投げてもらいティー打撃を行う大野

 日本ハムの選手会長・大野奨太捕手(27)が22日、札幌市内の室内練習場で行っていた自主トレーニングを打ち上げた。シーズン中に痛めた右肘のリハビリ中とあってノースローを貫いており、ダッシュやティー打撃などのメニューを消化した。チームは米球界から3年ぶりに田中賢介内野手(33)が復帰。大野自身、来季の手応えを十分に感じている。選手会長2年目もグラウンド内外でチームを鼓舞し続ける。

 日中でも氷点下に冷え込んだ札幌。だが、大野の体からは熱気が立ちこめていた。インターバルで10本以上のダッシュを行い、その後はティー打撃で打ち込んだ。

 「状態は変わらないけど、1月に入ってからできることがどんどん増えてくると思う」

 この日で札幌での自主トレを打ち上げた。シーズン中に右肘を痛めたため、現在はリハビリの一環でノースローを貫いている。それでも焦らず、完治するまでじっと我慢。23日には実家がある岐阜県大垣市に帰省し、年内は同所でトレーニングを継続するがボールを握るのはまだ先になりそうだ。

 来季は選手会長に就任して2年目のシーズン。リーグ優勝奪回、日本一を狙うチームに、大野自身は確かな手応えを感じている。入団した09年から12年まで4年間、ともに戦った田中が復帰することには「プレーだけでなく、見えない部分でいろいろと勉強することが多いと思う。教材として見られたら」と歓迎する。3年間選手会長を務め、リーグ制覇した12年には主将も務めていた田中のリーダーシップを見て学ぶことは多かった。「球団と選手の意見の両方をうまく取り入れながらやっていた。社会人として勉強になることが多かった」として、グラウンド外でも先輩の知恵を借りていくつもりだ。

 練習では来季の奮起が期待される吉川の投球も受けた。返球は球団スタッフに任せて、ひたすらミット音を響かせた。今オフにトレーニングで訪れた鳥取でも捕球練習はしており「ただの冷やかしですよ」と笑ったが、それだけではない。大野が来季のチーム成績の鍵を握る投手として名前を挙げる12年MVP左腕への無言の愛情でもあった。

 今季は春季キャンプ中に左足首捻挫などのアクシデントに見舞われ、完治しないままシーズンに突入。鶴岡がFAでソフトバンクに移籍して正捕手の筆頭候補だったが、巨人から移籍した市川の台頭もあって出場は105試合。打率・174と不本意なシーズンだった。それでも大野は言う。

 「チームとして全体的に良いバランスになった」。自分のことだけでなく、頭にあるのは常にチームの勝利だ。3年ぶりのリーグ優勝、そして日本一へ。扇の要がチームを引っ張る。

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