3年総額12億円 中島オリ入団会見「優勝するため来た」 

[ 2014年12月5日 18:44 ]

オリックスのユニホームをまとい、笑顔でガッツポーズの中島

 オリックスで3年ぶりに日本球界へ復帰する中島裕之内野手(32)が5日、ほっともっとフィールド神戸で入団記者会見に臨み「オリックスには優勝するために来ているので、少しでも力になれるように一生懸命やりたい」と抱負を述べた。球団幹部によると、3年契約で総額12億円。

 米大リーグ出場を果たせず、古巣の西武や阪神からもラブコールを受けた中、地元関西から復活を目指す。「パ・リーグでずっとやっていたので、ちょっとでも慣れているところがいい」と説明した。少年時代にバッテリーを組んだ山崎勝己捕手(32)から誘われたのも大きかったという。

 西武時代は遊撃手で活躍した。「監督に決めてもらったところを一生懸命やりたい」と話し、9月に骨折した左手首は「複雑なところでなかったから大丈夫。万全な状態でチームに合流したい」と意気込んだ。森脇浩司監督は「来年の布陣をすごく楽しみにしている」と期待した。(金額は推定)

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