ドジャース 高給取りケンプのトレード交渉続く

[ 2014年12月5日 11:48 ]

ドジャースのマット・ケンプ外野手 (AP)

 ドジャースのフリードマン編成部門取締役は今オフに年俸の高額な3人の外野手、マット・ケンプ(30)、カール・クロフォード(33)、アンドレ・イーシア(32)のうち、1選手をトレードで放出すると明言しているが、いよいよそれが現実味を帯びてきている。

 米メディアは4日、ドジャースとパドレスとの間でケンプのトレード交渉が進んでおり、ドジャースは見返りとして捕手のヤズマニ・グランダル(26)と金銭を手にするのではないかと伝えた。また、オリオールズ、マリナーズもケンプ獲得に興味を持っているという。

 キューバ出身のグランダルは昨年7月に受けた右膝の手術から復帰した今季、128試合に出場して打率2割2分5厘、15本塁打、49打点を記録。捕手のほか一塁手としてもチームに貢献した。

 一方、ケンプは今季150試合に出場して打率2割8分7厘、25本塁打、89打点でドジャースの2年連続地区優勝に貢献。しかし、11年に結んだ大型契約のため、球団は今後19年までの5年間で1億ドル(約119億8千万円)以上のサラリーをケンプに払い続けなければならず、フロントは頭を悩ませている。

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2014年12月5日のニュース