栗原「自分に期待している」3度の右肘手術から復活に手応え

[ 2014年12月5日 05:30 ]

復活に手応えを感じている栗原

 3度目の右肘手術から復活を目指す広島・栗原が4日、リハビリのためマツダスタジアムを訪れた。11月14日の手術から20日。08年、12年に受けたそれと比較し、「痛みはないし、リハビリのペースも早い。自分に期待している」と明るい表情をのぞかせた。

 術後1カ月をめどにボールを握り、「年内に硬球を使って、軽いキャッチボールやティー打撃ができれば」と青写真を描く。前回は術後も痛みが消えず、3年間にわたって低迷。背水の来季は春から復調をアピールしたいところだが、焦る気持ちをグッと抑え、あくまで開幕に照準を定める。

 「オープン戦で全開といきたいけど、肘の不安をまずは解消したい。痛みがない状態で、打撃も“これでいける”という感覚をつかみたい」。年末年始は広島にじっくり腰を据え、復活へのエネルギーを蓄える構え。栗原の時間がまた動き始めた。

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2014年12月5日のニュース