藤浪 さんまと笑撃コラボ!レジェンド予習「…電視台」出る

[ 2014年12月5日 08:20 ]

前田健のものまねを披露する藤浪

 猛虎の若きエースが、お笑い界のレジェンドと“コラボ”する! 阪神・藤浪晋太郎投手(20)が、お笑いタレントの明石家さんま(59)が司会を務めるMBS系「痛快!明石家電視台」(毎週月曜午後11・53分~)に出演することが4日、分かった。放送は来年1月の予定で、近日中に収録に臨む。

 藤浪がグラウンド外でも超一流の「技」に触れることになった。芸歴40年。59歳となった現在もバリバリの現役ながら、すでにその存在が「レジェンド」と化している大御所との共演が、実現する。その顔をテレビ画面を通して見ない日の方が少ない、お茶の間の超人気者。ビートたけし、タモリらと肩を並べる芸能界の超大物でもある。そう、明石家さんまだ。

 そんな「お笑い界のレジェンド」が司会を務め、今年で放送25年目に突入している長寿番組「痛快!明石家電視台」に、猛虎の若きエース・藤浪がキャスティングされた。藤浪はともに関西出身のDeNA・三浦大輔投手、オリックス・T―岡田外野手とともに、スタジオ内からの質問に応える形式で進行されるトークコーナーに出演予定だ。関係者は「藤浪投手は地元・大阪出身ですし、今やタイガースの顔とも言える存在。是非とも出ていただきたかった」と経緯を説明した。

 弱冠20歳ながら、すでに軽妙なトークには定評のある藤浪。その藤浪がマシンガントークを繰り広げる明石家さんまと、どのように絡むのだろうか。さんまの巧みな話術により、グラウンドでは決して見せることのない藤浪の新たな一面が引き出されるかもしれない。「お笑い界のレジェンド」との“コラボ”は、藤浪にとって必ずやプラスに働くはずだ。タレントと同じく、人気商売であるプロ野球選手にはファンを魅了する「言葉」も求められる。ユーモアも欠かせない。プレーだけでは、「超一流」には到達できないのだ。

 すでにグラウンド内では「球界のレジェンド」の指導を受けることが内定済み。OBである江夏豊氏が来春の沖縄・宜野座キャンプで臨時投手コーチを務めることが決まっており、藤浪も「阪神の一番のレジェンドの方。気持ちの部分で聞けるチャンス」と歓迎していた。グラウンド外でも、レジェンドの薫陶を受けるチャンスだ。

 藤浪はこれまでにNHK「アスリートの魂」、MBS系「情熱大陸」などドキュメンタリーへの出演経験はあるが、純粋なバラエティー番組への出演は初となる。藤浪にとって貴重な体験となることは間違いない。近日中に収録に臨み、1月中の放送を予定している。

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