対戦打者0で1勝のヤクルト・久古100万円アップ

[ 2014年12月5日 18:04 ]

100万円アップの2300万円でサインしたヤクルト・久古

 ヤクルトの久古健太郎投手(28)が5日、都内の球団事務所で契約更改交渉を行い、100万円アップの2300万円でサインした。

 今季は左のワンポイントとして46試合に登板。ただ、防御率5・61と不本意な成績だったこともあり「コントロール、スピードの両方を上げないと厳しい」と課題を口にした。

 5月3日の阪神戦(神宮)では1―1の8回2死一塁から登板。2ボール2ストライクから走者が盗塁死し、ピンチを切り抜けると、その裏に味方打線が勝ち越し。打者0、投球数4球で勝利投手となった。対戦打者0での白星はプロ野球史上2人目、セ・リーグでは初の珍記録。今季の白星はこの1勝のみだが、新純生専務取締役は「中継ぎのポイントで評価している。珍記録だが、査定対象ではない」と100万円アップの要因ではないと否定した。

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2014年12月5日のニュース