阪神3連勝で日本シリーズ進出王手!ゴメスV撃、呉昇桓締めた

[ 2014年10月17日 21:45 ]

<巨・神>7回1死二、三塁、ゴメス(右)は勝ち越しの2点適時打を放ち、山脇コーチと力強いタッチを交わす。その奥では捕手・阿部がぼう然

セ・リーグCSファイナルS第3戦 阪神4―2巨人

(10月17日 東京D)
 セ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ(6試合制)第3戦が17日、東京ドームで行われ、レギュラーシーズン2位で勝ち上がった阪神が巨人を4―2で下し3連勝。巨人にリーグ優勝による1勝のアドバンテージがあるため、阪神は対戦成績を3勝1敗とし日本シリーズ進出へ王手をかけた。

 阪神打線がついに杉内をつかまえた。0―2の6回1死二塁からゴメスが左前適時打を放ち1点差。なおもマートンが左前打で続き、杉内をマウンドから引きずり下ろすと、代わった西村から新井良の代打・福留が左越え適時二塁打を放ち同点とした。

 続く7回にも3番手・山口を1死二、三塁と攻め、ゴメスがこの日3安打3打点となる左前2点適時打を放ち、ついに勝ち越した。

 阪神は先発のメッセンジャーが5回を2失点。6回以降は高宮、安藤、松田とつなぎ8回2死一、二塁の場面で3連投となった呉昇桓(オ・スンファン)が登板。セペダを左飛に打ち取ると、またぎ登板となった9回もレギュラーシーズンから10試合連続登板をものともせず3セーブ目を挙げた。

 中盤以降に驚異的な粘りを見せ、試合をひっくり返した阪神は18日の第4戦に勝てば05年以来、9年ぶりの日本シリーズ進出が決まる。

 巨人は初回に阿部の適時打、3回には亀井のソロで2点を先制したが、先発の杉内が6回につかまり同点に追いつかれた。打線も4回以降は得点を挙げられず崖っ縁に追い込まれた。

続きを表示

この記事のフォト

2014年10月17日のニュース