呉昇桓 9戦連続登板も貫禄2S目「3、4連投は基本」

[ 2014年10月17日 05:30 ]

<巨・神>最後を締めてナインとハイタッチを交わす呉昇桓(中央)

セ・リーグCSファイナルS第2戦 阪神5-2巨人

(10月16日 東京D)
 9回に登板した阪神・呉昇桓(オ・スンファン)が、事もなげに無失点に抑え、前夜の初戦に続いて2セーブ目をマークした。快進撃を続ける猛虎にあって、炎の鉄腕の存在は限りなく大きい。

 「3、4連投はシーズンでも基本だからね。もともとブルペンでも短めに投げているから」

 1死から村田に中前打を許しても、一切動じる様子はない。直前の打席が2ランだった井端を空振り三振に斬り、8月26日の対戦でサヨナラ打を食らっているロペスを遊ゴロ。盤石の投球で貫禄を見せつけた。

 レギュラーシーズンは最後に5連投。CSに入り、広島相手のファーストSから全4試合に投げている。間隔こそ空いているが、登板はこれで9試合連続だ。07年には、当時の守護神・藤川に10連投があった。勝るとも劣らない存在感を、「石仏」が見せ始めている。

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2014年10月17日のニュース