不振脱出…2打席連続アーチの陽「1本出て楽になった」

[ 2014年10月17日 21:14 ]

<パCS ソ・日>ソフトバンクに勝利し、スタンドの声援に応える陽

パ・リーグCSファイナルS第3戦 日本ハム12―4ソフトバンク

(10月17日 ヤフオクD)
 ポストシーズンに入り、21打数2安打、打率・095と不振を極めていた日本ハム・陽がついに目を覚ました。

 「打てなくて泣きそうだった」。打撃不振の苦しみをそう吐露した陽は初回の第1打席でいきなり右越えの先制ソロ。すると「1本出て楽になった」と続く2回の第2打席にも中越えの3ランを放ち、今季は13打数6安打、打率・462と得意にしているソフトバンク先発・摂津からの二打席連続本塁打。

 これにはベンチで出迎えた栗山監督も思わず笑顔を見せ、陽は「打てなかったのに使ってもらっている」と指揮官に感謝した。

 6回にも左前適時打を放ってこの試合3安打5打点と大活躍。チームも大勝で2勝2敗とシリーズをタイにした。「すごい気持ちが楽になった。いい気持ちで次の試合に臨みたい」。あすの第4戦も陽の打席から目が離せない。

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2014年10月17日のニュース