緒方監督 鈴木誠を強化指定に「内野をやらせたい」

[ 2014年10月17日 05:30 ]

広島の鈴木誠

 新監督が「第二の緒方」育成に力を注ぐ。広島・緒方監督が16日、今秋、来春キャンプの強化指定選手に高卒3年目の鈴木誠を指名した。

 「まずは(走攻守)三拍子そろっていること。肩の強さはチーム一。外野からの送球も良かったし、走力もある」。今季、36試合に出場し、打率.344。9試合のスタメンを経験し、9月25日ヤクルト戦(神宮)ではプロ初本塁打をマーク。見せつけた成長力を促進していくための構想は、すでに頭の中ある。

 「内野をやらせたい。サインプレーも入ってくるし、いろんな野球観を養わせたい」。内野手として入団した鈴木誠だが、現在はチーム事情から外野が主戦場となっている。指揮官も内野手として入団し、その後に外野のスペシャリストとなった経験を持つだけに、長期的な視野で育成を進めていく構えだ。

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