巨人、3連敗で崖っぷち…それでも原監督「勝負はこれから」

[ 2014年10月17日 22:43 ]

<巨・神>サバサバした表情で引き揚げる原監督

セ・リーグCSファイナルS第3戦 巨人2―4阪神

(10月17日 東京D)
 本拠地・東京ドームが重苦しい空気に包まれた。リーグ王者の巨人がCSファイナルステージでまさかの3連敗。もう1つも負けられない状況に追い込まれた。

 先手は奪った。初回に阿部がチームのCS初適時打となる中前適時打で1点を先制。さらに3回には亀井が右越えソロを放って加点した。だが、この日も投手陣が踏ん張り切れなかった。先発・杉内は6回に1点を失い、なおも1死一、二塁とピンチを広げて降板。2番手・西村は代打・福留に左翼フェンス直撃の同点適時二塁打を浴びた。さらに7回には3番手・山口が2失点し勝ち越しを許した。

 阪神の勢いを止められず、崖っぷちに立たされた。それでも「現実的にこういう数字になったが、勝負はまだまだこれから」と原監督。「2点を守りきるのは難しい。(打線は)あしたから爆発してくれるでしょう」と逆襲を期し、しっかり前を向いた。

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2014年10月17日のニュース