原監督が父しのぶ 貢さんお別れの会に孫の菅野、長嶋氏ら1200人

[ 2014年7月14日 11:41 ]

お別れの会の祭壇に飾られた原貢氏の遺影=14日午前、東京都内のホテル

 プロ野球巨人の原辰徳監督の父で、5月29日に死去した原貢氏のお別れの会が14日、東京都内のホテルで行われた。施主の原監督や孫の菅野智之投手(巨人)をはじめ、巨人の長嶋茂雄元監督、阿部慎之助捕手ら現役選手も参列して約1200人が故人をしのんだ。

 原監督は「派手なことが好きな人ではなかった。旅立った先から照れながら、深く感謝していると思います。父であり、師であり、理解者であり、私のファンでもあった」と言葉をかみしめた。

 原貢氏は1965年に福岡・三池工高の監督として、夏の全国高校選手権大会で初出場優勝を飾った。66年からは神奈川・東海大相模高で監督を務め、辰徳氏が2年生だった75年は春の選抜大会で準優勝した。辰徳氏の東海大進学とともに同大監督に就任するなど、その後も父と子の活躍は話題を集めた。

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