浜田 プロ初先発から3戦3勝!近藤真一以来27年ぶり

[ 2014年5月26日 05:30 ]

<中・ソ>8回2死を1失点で3勝目を挙げ、ファンとハイタッチで引き揚げる浜田

交流戦 中日2―1ソフトバンク

(5月25日 ナゴヤD)
 これはもう本物だ。中日の19歳・浜田が強力ソフトバンク打線まで料理。7回2/3を4安打1失点と快投し、中日の10代投手では87年の近藤真一(現投手コーチ)以来27年ぶりとなる、プロ初先発からの3戦3勝を飾った。

 「気持ちで押せたことが一番良かった。とにかく腕を振ることしか考えていなかった」

 抜群にテンポのいい投球で6回まで1安打。1球ごとに体が回転したり、足が跳ね上がったりする躍動感あふれるフォームだが、下半身の独特の粘りで打者のタイミングを狂わせた。8回2死から中村に適時打されて失点。川上の負傷で緊急プロ初先発した7日の阪神戦(ナゴヤドーム)に続く完封はならずとも、堂々たる内容だった。

 2度目の本拠地のお立ち台では「次も絶対勝ちます!」と初々しく宣言。1軍最年少の活躍が他の先発陣を刺激し、チームも4連勝だ。谷繁兼任監督は「最後の1点は僕の配球ミス。自分のできることをマウンドですべて出してくれている」と孝行息子の力投に目を細めた。

 ▼中日・森ヘッドコーチ(浜田は)試合前のブルペンでは最悪だったんだけどな。あいつらが頑張ってくれるから、いい意味でローテの組み方を考えないといけないよ。

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