巨人　セ２位タイ浮上　杉内負傷降板も中井が９回サヨナラ打

＜巨・日＞９回１死二塁、サヨナラ適時二塁打を放った中井はガッツポーズで二塁へ向かう

交流戦 巨人４―３日本ハム

（5月26日 東京Ｄ）
　巨人が非常事態を乗り越え、９回にサヨナラ勝ち。セ・リーグ２位タイに浮上した。

　９回、先頭の鈴木が三塁内野安打で出塁。続く長野の代打・松本哲が送って１死二塁から中井が左翼線にプロ入り初となるサヨナラ打を放った。中井はケガから復帰しこれが今季２度目の出場だった。

　アクシデントは６回だった。交流戦最多２５勝を挙げている杉内が、左太腿に打球を受けて負傷交代。同点とされ、なおも２死満塁の場面で急きょ登板した福田が、代打の北を二ゴロに打ち取り勝ち越しを許さなかった。投手陣の踏ん張りが劇的な勝利を呼んだ。