ペーニャ“一発神話”継続中!150メートル場外弾で10連勝

[ 2014年5月26日 07:23 ]

<D・オ>ヒーローインタビューを終え、ポーズを決めるペーニャ

交流戦 オリックス7―1DeNA

(5月25日 横浜)
 あっという間に打球が消えていった。4―1で迎えた8回、オリックスの主砲ペーニャは国吉の145キロ直球を強振すると、スコアボード横の左中間席から場外へ飛び出す15号ソロでダメを押した。

 推定150メートルの特大弾。「感触は最高。どこまで飛んだか見ていなかったけど、応援してくれたファンの皆さんのものだね」と口調も滑らかだ。

 今季の交流戦はセ・リーグの主催試合のみDH制を採用。守備に難のあるペーニャは、本拠地4試合中3試合で出番がなかった。それでも腐らず、「出ていなくても心の準備はしていた」と明かす。21日の阪神戦(京セラドーム)以来、3試合ぶりにスタメン復帰すると、初回に加賀美の高めに浮いた速球を見逃さず右翼席へ先制3ラン。9回には「一生懸命走った」と三塁内野安打で1打点を稼いだ。鬱憤(うっぷん)を晴らすかのような2発5打点の活躍で、15本塁打、35打点と2部門でリーグ単独トップに躍り出た。

 本塁打を打てばチームは10連勝と不敗神話は継続中。観戦していた宮内義彦オーナーを喜ばせた主砲は「チームのために打てたことがうれしい」と誇らしげに話した。

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