菅野、今季最短5回降板…3回まで完全も角中に痛恨の一打

[ 2014年5月24日 15:55 ]

<ロ・巨>4回に3失点した菅野(右)はうつむきながらベンチに戻る。左奥は原監督

交流戦 巨人―ロッテ

(5月24日 QVCマリン)
 巨人の先発・菅野が4安打4失点(自責1)で今季最短の5回でマウンドを降りた。3回までは1人の走者も許さないパーフェクトピッチング。だが、4回、二塁・片岡の失策で先頭の岡田に出塁を許し、リズムを崩した。

 2死からクルーズ、今江に連続四球を与えて満塁とし、角中に左中間へ走者一掃の適時三塁打を浴びる。たった1本のヒットで3点を失った菅野は「絶対に抑えなければいけないイニングでした」と唇を噛んだ。5回には下位打線に連打を許して無死一、三塁のピンチを招き、鈴木に右越え適時打を浴びて4点目を失った。

 今季はここまで9試合に先発して7勝1敗。2完投を含め、すべて7回以上投げ、防御率1・70と抜群の安定感を誇っていたが、QVCマリンに思わぬ“落とし穴”が待っていた。6回の打席で代打を送られて降板。菅野は「この悔しさと反省を次につなげたい」と必死に前を向いた。

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2014年5月24日のニュース