明大・野地が神宮デビュー 初安打に「感極まってしまった」

[ 2014年5月24日 14:54 ]

<立大・明大>8回2死一、二塁代打でリーグ戦初出場の野地は初球を適時打

東京六大学野球春季リーグ戦第7週 明大7―1立大

(5月24日 神宮)
 明大の苦労人が神宮デビューを果たした。8回2死一、二塁の場面で代打で起用された野地が初球を右前に運ぶタイムリー。「準備はしていた。(初安打は)感極まってしまった」と振り返った。

 明治高校出身の4年生。この日は母校の新入生がスタンドで応援していた。高校時代は控え選手だったが「大学でも野球がやりたかった」と明大に進学。毎朝5時40分に起床し一番乗りでグラウンドに出ていた。早朝練習でティー打撃に付き合い、ボールを上げていたという善波達也監督は「素晴らしい打球だった。努力がこういう形でね…。涙が出てしまった」と喜んだ。

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2014年5月24日のニュース