つば九郎米弁当 7月に発売 自らも提案「そしたらばいうれます」

[ 2014年5月24日 15:43 ]

「つば九郎米」を使った弁当のパッケージを披露するヤクルトのマスコットつば九郎

 ヤクルトと、愛称「スワローズ」の縁で交流する新潟県燕市や周辺の農家が育てたコメ「つば九郎米」を使った弁当が神宮球場限定で販売されることになり、地元農協と弁当製造会社が24日、燕市でコメの年間販売協定を結んだ。弁当は7月発売で800円(税込み)の予定。

 調印式では弁当の紙製パッケージが初披露された。立会人として招かれた球団マスコットのつば九郎は、画用紙に「おべんとうばこにしませんか?そしたらばいうれます」と書いて、繰り返し使える容器を使うよう注文を付けた。

 弁当製造会社後楽(東京都文京区)の羽柴豊取締役は「品質の高いコメなので、おかずは邪魔しないものにしたい」と構想を説明。年間1万食の販売を目指す。

 つば九郎米は、燕市や隣接する新潟市西蒲区などの農家が、化学肥料や農薬を通常より3割減らして育てたコシヒカリ。2011年秋の発売以降、つば九郎が毎年、田植えや稲刈りに訪れている。

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2014年5月24日のニュース