チーム初安打が決勝打 角中「打った瞬間は“やっちまった”と」

[ 2014年5月24日 17:46 ]

<ロ・巨>4回2死満塁から左中間に走者一掃の三塁打を放つ角中

交流戦 ロッテ6―2巨人

(5月24日 QVCマリン)
 セ・リーグ屈指の右腕を一振りで仕留めた。0―0の4回2死満塁、1ボールからの2球目、真ん中低め148キロの速球をロッテ・角中のバットがとらえた。高く上がった打球は左中間へ走者一掃の三塁打。

 「エラーと四球でもらったチャンスだったので、一発でものにしようと思っていた」と角中。さらに「打った瞬間は“やっちまった”と思ったけど、(巨人の)レフトの守備力を考えたらいけるかなと」と続け、満員のスタンドをドッと沸かせた。

 3回まで巨人・菅野に完全に抑えられていたが、チーム初安打となる一打で一挙3点を奪って主導権を握り、6―2の快勝。5連勝で勝率を5割に戻した。交流戦は4戦負けなし。25日に27歳の誕生日を迎える“幕張の安打製造機”は「交流戦は(毎年)いい戦いができている。でも(今年は)いい戦いじゃなくて優勝します」と言い切り、「そのために、あと数回はここ(お立ち台)に立ちたい」と宣言した。

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