ロッテ ドラ1石川が4勝目 “因縁”巨人悔しがらせた

[ 2014年5月24日 17:21 ]

<ロ・巨>7回を4安打無失点と好投したロッテ先発の石川
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交流戦 ロッテ6―2巨人

(5月24日 QVCマリン)
 ロッテのドラフト1位ルーキー石川(東京ガス)が“因縁”の巨人戦に先発、7回を4安打無失点と好投し、4勝目(2敗)をマークした。

 「最近、チームに迷惑をかけていたので1人1人、全力で行くことを心掛けていた」と石川。4月に3勝も5月に入って白星がなかっただけに「勝ててうれしいです」と安どの表情を浮かべた。

 DeNA・井納と並びセ・リーグのハーラートップの7勝をマークしている菅野との投げ合い。巨人との対戦も、プロ初の中5日のマウンドも「意識しなかった」という。初回2死から坂本に中前打を許したが、セペダを得意のシンカーで空振り三振。2回は1死から阿部に右前打を許したものの、村田を二ゴロ併殺に仕留め、4、5回も先頭打者を出しながらも無失点に切り抜けた。

 3―0の5回には無死一塁の場面でバスターを決め、プロ2打席目で初安打となる遊撃内野安打を放ち、追加点をおぜん立てした。三塁を踏ませない完封ペースだったが、7回裏の打席で代打を送られ、94球で降板。石川は「バテていました」と明かし、スタンドの笑いを誘った。

 石川は昨秋のドラフトで巨人とロッテが競合、くじ引きの末にロッテが交渉権を獲得した経緯があり、直接対決での好投で巨人を再び悔しがらせた。

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2014年5月24日のニュース