ダル、初回２発被弾も今季２勝目！援護に恵まれ５戦ぶり白星

エンゼルス戦に先発し、６回１／３を７安打３失点で２勝目を挙げたレンジャーズのダルビッシュ

　米大リーグ、レンジャーズのダルビッシュは４日（日本時間５日）、アナハイムで行われたエンゼルス戦に先発、６回１／３、１１６球を投げて７安打３失点、９奪三振で今季２勝目（１敗）を挙げた。チームは１４―３で勝った。

　初回に３点の援護をもらったダルビッシュはその裏、先頭のアイバーに右中間へソロ本塁打、１死後にはプホルスに特大の一発を浴びた。２回も走者を背負う苦しい投球だったが、無失点に切り抜けると、３、４回は３者凡退に抑え、５回２死一、二塁のピンチもしのいだ。

　６回を３者凡退に抑え、７点リードで迎えた７回１死一、三塁のピンチを招いて降板。代わったマルチネスがトラウトに右犠飛を許し、ダルビッシュの失点は３となったが、先発の役割はしっかり果たした。

　前回登板した４月２８日のアスレチックス戦では４失点でメジャー自己最短となる３回１／３で降板し、今季初黒星を喫したダルビッシュ。この日も本調子ではなかったが、４回まで毎回得点と打線の援護に恵まれ、今季初登板だった４月６日のレイズ戦以来、５試合ぶりとなる白星を手にした。