上原 スクランブル7S 6点リードも2番手炎上で大忙し

[ 2014年5月5日 05:30 ]

<レッドソックス・アスレチックス>7セーブ目を挙げたレッドソックス・上原

ア・リーグ レッドソックス6―3アスレチックス

(5月3日 ボストン)
 レッドソックス・上原が「まさかあるとは思わなかった」という緊急登板で今季7セーブ目を挙げた。

 6―0で迎えた9回に、今季ここまで12試合で無失点と好調だった2番手・カプアーノが打ち込まれた。2点を返され、なお無死一、二塁、打者・セスペデスへ1ボールという場面で上原はマウンドに上がった。

 「全く準備できていなかった。もう少し時間が欲しかった」とセスペデスを四球で歩かせて満塁。次打者は投ゴロに仕留めてホームゲッツーを狙ったが、捕手ロスが一塁へ悪送球して併殺は逃し、その間に1人に生還された。それでも後続は三振と右飛で逃げ切った。

 16球中10球がボールと荒れ「むちゃくちゃだったが、抑えられてよかった」。エースのレスターは8回無失点で自己最多15奪三振と完璧だっただけに、白星を守り抜いて安どの表情だった。

続きを表示

2014年5月5日のニュース