バレ 交代遅れが致命傷に…右足内転筋張り、決勝点許す

[ 2014年5月5日 05:30 ]

<ヤ・神>6回、塁上で右足を押さえて顔をしかめるバレンティン

セ・リーグ ヤクルト1-4阪神

(5月4日 神宮)
 ヤクルト・バレンティンの交代機の遅れが致命傷となった。6回の走塁で右足内転筋に張りを訴えたが、同点のため7回も守備に。しかし、1死から梅野の左中間の飛球に中堅手・上田を制止して捕球体勢に入りながら捕れなかった(記録は二塁打)。

 これが決勝点につながり、小川監督は「俺の判断が至らなかったことに尽きる。あそこ(6回)で代えないと。ナーブソンがよかっただけに申し訳ない」と反省。バレンティンは初めて痛める箇所だけに「あす(5日)は試合できると思うが、朝になってみないと分からない」と不安げ。状態次第では欠場の可能性もあり、再び借金10となったチームに暗雲が垂れ込めた。

 ▼ヤクルト・ナーブソン(7回2失点の好投も来日初勝利ならず)全体的にはよかった。勝つ負けるは自分で決められないけど、状態がよくなって手応えは感じてる。

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2014年5月5日のニュース