上本 やっぱり右手親指骨折だった 復帰まで1カ月程度か

[ 2014年5月5日 05:30 ]

 阪神は4日、上本博紀内野手(27)が右親指末節骨を骨折したと発表した。負傷の程度や全治などは明かさなかったが、比較的症状が重くない剥離骨折であるとの情報も伝わる。

 4月に同箇所を骨折したDeNA・黒羽根利規捕手(26)が復帰までに1カ月程度と見込まれており、上本も交流戦期間中の6月初旬にも戦列復帰できる可能性がある。

 3月30日の巨人戦で左右の肋骨を骨折した西岡に代わって、上本は4月1日の中日戦から「1番・二塁」に定着し、打率・336をマークしていた。しかし3日のヤクルト戦で、雄平の二直をグラブに当てて後逸。打球を追う際に右手を人工芝に突いており、この一連の動きの中で負傷したとみられる。試合途中に都内の病院でCT検査(コンピューター断層撮影法)を受け、骨折していることが判明した。

 再び二塁のポジションを襲った悲劇に、和田監督は「いるメンバーでカバーするしかない」と話した。上本は同日に出場選手登録を抹消され、5日から鳴尾浜でリハビリを開始する。

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2014年5月5日のニュース