オリックス 今季初4連敗で首位陥落 4番糸井、6番ペーニャ不発

[ 2014年5月5日 05:30 ]

<日・オ>9回無死、ペーニャは三ゴロに倒れる。左は中田

パ・リーグ オリックス4-5日本ハム

(5月4日 札幌D)
 試合終了直前、ソフトバンク勝利の一報が飛び込んできた。4月24日以来、10日ぶりの首位陥落。森脇監督は「続けて勝つのもオリックス。続けて負けるのもオリックス。何も悲観することはない」と努めて前向きに話したが、今季初のカード3タテをくらい、今季最長を更新する4連敗は、不安が募る負け方でもあった。

 連敗脱出に前日から打線を組み替え、22打席無安打中のペーニャを4番から開幕戦の3月28日以来となる6番に降格。好調の糸井を4月1日楽天戦以来となる4番に据えた。「現状の中では最善を尽くした」と指揮官は奥の手を使ったが、結局1点が届かず。この日の4タコを含めて、ペーニャは26打席無安打となり「ヒットを打てないことに焦りはない」という言葉もむなしく響いた。

 大谷―大野コンビにもやられた。3回までの打者9人に、全30球のうち直球が29球という偏った配球に翻弄され、反撃が遅くなった。大谷には昨年8月23日に白星を献上したが、今季初対戦でも敗戦。リーグ最速での20勝到達まで、あと1つに迫りながら4度も足踏みし、もどかしさが残った。

 ▼オリックス・吉田一(4回9安打5失点でプロ初黒星)ボールが先行して、置きに行った球が多くなった。

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2014年5月5日のニュース