イチローが逆転口火打!初先発で2安打「割とノーマル」

[ 2014年4月4日 12:38 ]

<アストロズ・ヤンキース>7回2死、イチローが左中間へ二塁打を放つ

ア・リーグ ヤンキース4―2アストロズ

(4月3日 ミニッツメイド・パーク)
 常に完璧な準備を怠らないイチローらしいメジャー14年目の“開幕”だった。ここまで2戦は出場機会がなかったが、初スタメンの初打席で初安打。さらに第3打席でも二塁打を放って初のマルチ安打も記録し、ヤンキースの今季初勝利に貢献した。

 1点を追う3回1死、フルカウントから6球目の外角低めの変化球を逆らわず左前へ。続くソラーテの中前打で三塁に進み、ガードナーの右前打で同点のホームを踏んだ。この回、さらに1点を加えて逆転。技ありの一打が、そこまで1人の走者も出せなかったチームを勢いづかせた。

 3―2の7回には2死から外角高めの速球を叩き、左中間へ二塁打。ソラーテは高く上がった飛球だったが、アストロズの内野陣が“お見合い”し、二塁内野安打に。イチローは悠々と生還しており、チームにとって貴重な追加点となった。

 4打数2安打2得点。アストロズに連敗を喫して迎えた試合で、40歳のベテランが存在感を見せつけた。

 ▼イチローの話(開幕3戦目で今季初出場)開幕の日に出るのとは全然違う。だって(周囲はもう)落ち着いているんだから。そんなに(気持ちが)高まっているわけではない。割とノーマルだと思う。

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