杉内 オープン戦今季初先発で4回1失点、初回失点も立ち直る

[ 2014年3月5日 19:52 ]

<日・巨>4回2死一塁、近藤の打球方向を指さす杉内

オープン戦 巨人―日本ハム

(3月5日 札幌D)
 巨人の杉内がオープン戦初登板となる4日の日本ハムに先発し、4回62球を投げ、4安打2奪三振1失点だった。

 杉内はプレートに置く足の位置を昨年の一塁側から真ん中に変更し、右打者には内角、左打者は外角を中心に投球。立ち上がりに不安があったが、この日も先頭の陽に左翼線二塁打を打たれ、1死三塁から大谷に中犠飛を許し同点に追いつかれたが、中田に粘られるも遊ゴロに仕留めた。

 2回は稲葉に中安を打たれるが、小谷野、近藤を左飛、金子を空振り三振で仕留め、後続を断った。

 3回は岡を二ゴロ、陽を遊ゴロ、大引に中安を打たれるが大谷を低めのボールになるスライダーで空振り三振。

 4回は中田を中飛、稲葉を遊ゴロ、小谷野には三遊間に転がされ村田が好捕したが、送球を一塁ロペスが落とす。しかし続く、近藤を一飛に打ち取り、この回で笠原にマウンドを譲った。

 登板を振り返った杉内は「初回は簡単に先制点を与えてしまった。しっかり反省して今後につなげていきたい」とし、「次は5回以上投げると思いますので、しっかりゲームを作っていきたい。開幕投手ももちろん可能性がある限り狙いたい」と先を見据えていた。

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2014年3月5日のニュース