松井裕 2試合連続零封!ボークも…5回6K プロ“初勝利”!

[ 2014年3月5日 14:29 ]

<楽・ロ>ロッテ打線を相手に5回4安打無失点と好投した楽天・松井裕

オープン戦 楽天5―2ロッテ

(3月5日 倉敷)
 楽天のドラフト1位左腕・松井裕樹投手(18=桐光学園)が5日、ロッテとのオープン戦で2度目の登板。5回以外は毎回走者を出したが、要所を締め5回71球を投げ、4安打無失点、6三振1四球と、2試合連続で無失点と好投した。

 初回は、先頭打者の荻野貴はスライダーで遊ゴロで打ち取り、続く伊志嶺は二ゴロ。3番の清田は、右前安で出塁するも、4番の井上を三ゴロに打ち取った。

 2回は5番・クルーズを空振り三振を奪った。続くハフマンには高めの球を中前に運ばれるも、7番の細谷は併殺とはならず三ゴロ。8番の江村の場面でボークを取られ、細谷を二塁に進めるも、空振り三振を奪い後続を断った。

 3回も、先頭打者の大嶺翔を見逃し三振。続く荻野貴には四球で出塁を許すも、2番・伊志嶺の場面で盗塁死で倒れると、伊志嶺は二ゴロに打ち取った。

 4回は、清田を遊ゴロに打ち取るも、続く井上とクルーズの連続右安で得点圏に走者を出すと、ハフマンを右飛に抑えるも、二塁走者の井上ががタッチアップで三塁へ進み、2死一、三塁のピンチとなるが、細谷を空振り三振で抑え、ピンチを脱した。

 5回は、江村を三ゴロにしとめると、続く大嶺翔と荻野貴の二者連続三振斬り。この日初めて三者凡退で抑え、6回からはマウンドを同じくルーキーで左腕の西宮に譲った。

 試合は楽天がリードを守り切って松井裕が初の勝利投手となった。松井裕は2度目のマウンドを振り返り「社会人になって1試合目ということを意識しないで、練習通り投げることに集中した。ゼロという結果で抑えられて良かった。ゼロという結果が欲しかった」とコメント、今後については「無駄なボール球を減らして少ない球数で長いイニングを投げたい」とさらなるレベルアップを目指す。

 星野監督は「順調にいきすぎて怖い。18歳のピッチャーにこれ以上望めない」と最大限の賛辞をおくった。

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2014年3月5日のニュース