気持ち悪いけど変えないと…広島・大瀬良「脱力、脱力と…」

[ 2014年3月5日 05:30 ]

下手投げでキャッチボールする広島ドラフト1位の大瀬良

 広島のドラフト1位・大瀬良が4日、本腰を入れて“脱力投法”習得に励んだ。大野練習場で同2位の九里とキャッチボール。「脱力、脱力と思いながら、きょうは7~8割の感覚で投げた。人より意識してやらないといけない」。

 2月28日の韓国・KIA戦に先発し2回に4安打を浴び4失点。必要以上に力み、直球ばかり痛打された。元来「力まないと気持ち悪いタイプ」と話し大学ではそれでも抑えられたが「(プロは)力むと打たれる。前の試合で痛感した」。その反省からの行動だった。

 「(KIA戦の)1、3回は力みもなく、直球で三振が取れた。あの感覚を忘れないように」

 この日は他の新人3選手とともに、2軍大野寮から1軍大洲寮へ引っ越し。「1軍に入るためにやってきたので、もうここへは帰らないという気持ち」。脱力投法習得のあかつきには、常時1軍が待っている。

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2014年3月5日のニュース