日本ハム 来春キャンプで「斎藤VS大谷」投げ合い!

[ 2013年11月12日 06:00 ]

中島(右)をおんぶして歩く大谷

 来年2月に行う日本ハムの春季キャンプで、「斎藤VS大谷」の投げ合いが実現することになった。

 12日の沖縄・秋季キャンプ打ち上げを前に、11日は練習後に監督、コーチ、選手が集まりオフの過ごし方などの訓示が行われた。その際、投手陣には厚沢投手コーチから早くも来春キャンプの1、2軍の振り分けが発表された。異例のスピード発表の意図は「秋のキャンプからオフにつながっているということと、ちゃんとした準備をしろという責任を植え付けるため」と厚沢コーチ。さらに「ベストな状態でサバイバルしてほしい」と6、8日に行われる予定の紅白戦の先発投手も指名。2戦目となる8日には、右肩関節唇損傷からの完全復活復活を期す斎藤と、二刀流で2年目を迎える大谷が指名された。

 10日のケース打撃では、斎藤と打者・大谷の「初対決」が実現したばかり。しかし斎藤はあくまで「勝負は投手としてだと思う」と話していた。一方の大谷は、この日ブルペンで42球の投球練習。「きょうは3、4割の力。バランスはよかったので、あとは強度を上げたときにどのくらいいけるか」と前を見据えた。来季の先発ローテーション枠をめぐる争い。そのゴングは鳴らされた。

続きを表示

2013年11月12日のニュース