ロッテ 来春「格差キャンプ」1軍は高級ホテル、2軍は…

[ 2013年11月12日 06:00 ]

今年2月の春季キャンプでロッテが宿泊したホテル

 ロッテの伊東監督が、1、2軍合同で実施する春季キャンプ(沖縄県石垣市)を「格差キャンプ」にすると明かした。「1軍と2軍で差をつけるのは当たり前。いい環境でやりたいなら、必死でやるしかない」。球場や宿泊施設を差別化することで、チーム内の競争心をあおる。

 今年まで1軍が石垣島、2軍は鹿児島県薩摩川内市で実施してきたが、チームの底上げを目的とした合同キャンプの準備が進められている。期間は約2週間で、紅白戦でふるいにかけて、2軍は薩摩川内へ移動させるサバイバルキャンプになる見込みだ。

 冷暖房完備のロッカーがあるメーン球場(11年完成)は1軍の拠点になるが、2軍が使用する約300メートル離れた第2球場は築34年でロッカーがない。さらに1軍はスパなどを併設する高級リゾートホテルに宿泊し、1泊2万円クラスのオーシャンビューツインルームを1人で使用できる。一方、2軍はその半額以下の標準的なホテルだという。「みんな目の色を変えてやるやろう」と指揮官。秋季キャンプの真っただ中だが、来春のプランも着々と練り上げている。

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2013年11月12日のニュース