マー君 4連続月間MVP イチロー超え記録ラッシュ

[ 2013年9月7日 06:00 ]

8月の月間MVPに選ばれ、6日の登板日に配られる特製ボードを手にする田中

 セ、パ両リーグは6日、8月の月間最優秀選手(月間MVP)を発表し、パは楽天・田中将大投手(24)とソフトバンク・内川聖一外野手(31)、セは阪神・藤浪晋太郎投手(19)と打者部門にヤクルト・ウラディミール・バレンティン外野手(29)と巨人・村田修一内野手(32)の2人を選出した。バレンティンはプロ野球新記録となる月間18本塁打、村田はセ新記録の月間46安打を放ち、09年5月の巨人・ゴンザレスと広島・大竹以来のダブル受賞となった。

 記録ラッシュの田中がまた新たな金字塔を打ち立てた。11度目の月間MVP受賞は、オリックス時代のイチロー(現ヤンキース)を超える史上最多。4カ月連続と年間4度の受賞も、ともに史上初の快挙となり「何でも史上初というのはうれしい。光栄に思います」と素直に喜んだ。

 8月は5試合に登板して自身初となる5勝を挙げ、防御率0・95の好成績。09年のWBCではチームメートでもあったイチローについては「タイトル(月間MVP)の数を超えたのはうれしいけど、プレーヤーとしては、まだまだ足元にも及ばないです」と謙遜した。「いつも言っているけど、みんなで獲った賞だと思う。1人で投げても獲れないので」。最後は野手、裏方スタッフへの感謝も忘れなかった。

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2013年9月7日のニュース