藤浪、7回5安打4失点…甲子園17戦目で初黒星

[ 2013年9月7日 17:58 ]

<神・巨>4回無死一塁、村田に逆転2ランを浴びた藤浪

セ・リーグ 阪神1―4巨人

(9月7日 甲子園)
 8月4勝0敗で、セ・リーグの高卒ルーキーでは26年ぶり2人目となる月間MVPを受賞した阪神・藤浪だったが、9月初登板は2本塁打を浴びて7回5安打4失点、プロ入り後7戦5勝、高校時代から16試合無敗だった甲子園で初黒星を喫し「気にしてなかった。負けは良くないけれど、負けたからどうというのはない」と語った。

 初回1死から松本に左前打を許し、阿部に四球。いきなり1死一、二塁のピンチを迎えたが、村田をニゴロに打ち取ると、続くボウカーは見逃し三振に仕留めて無失点で切り抜けた藤浪。だが、雨のマウンドで少しだけ乱れた制球が落とし穴となった。

 4回、先頭の阿部に死球。続く村田には甘く入ったカットボールを左翼席へ運ばれて逆転を許すと、5回には長野にも右越え2ランを被弾。結局、1―4の7回で降板となった。和田監督は「死球から全く内角に投げられなくなった」と外角一辺倒で遠慮した攻めを嘆いていた。

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2013年9月7日のニュース