川上、粘投も白星つかず　 暴投で追加点を献上「もったいない」

ヤクルト戦に先発した中日・川上
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セ・リーグ 中日―ヤクルト

（8月29日 神宮）
　中日の川上は粘りの投球を見せ、６回を５安打２失点にまとめた。白星にはつながらなかったが「試合はつくれた」と納得顔だった。

　立ち上がりは制球が定まらず、１回に二つの四球から１点を失った。そこから「腰を入れて投げるように」と意識を変えた。４、５回を三者凡退に抑えるなど、ベテランらしく試合の中で修正してみせた。それでも、６回に２死から暴投で追加点を献上した右腕は「もったいないところ」と反省を忘れなかった。