榎田1カ月ぶり登板で白星 “勝因”は「頭を一から整理し直した」

[ 2013年7月6日 17:30 ]

<広・神>3勝目をあげた榎田(左)は和田監督とハイタッチ
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セ・リーグ 阪神3-2広島

(7月6日 マツダ)
 阪神・榎田が6回2安打無失点、毎回の8奪三振の好投。4月18日の巨人戦(東京D)以来8試合ぶり、79日ぶりの今季3勝目を挙げた。

 「ずっと(チームに)迷惑を掛けていたので、勝てたことはすごいうれしいです」。背番号13の声が弾んだ。

 久々の白星まで「長かったですか?」と問われると「それはあまり感じないですけど。自分が投げている時に負けなければいいと思ってやっていたんで、それで自分に勝ちが付いたオマケだと思っています」と謙虚に答えた。

 6月5日の西武戦(倉敷)以来1カ月ぶりの1軍マウンドは「正直、不安はありましたけど、しっかりといい準備ができたんで、自信を持って投げました」。同27日、ウエスタン・リーグのソフトバンク戦(鳴尾浜)に先発したが、左肘に違和感を訴えて1回だけで降板していた。

 1軍から遠ざかっていた間は「逆に自分の中では頭の中を整理し直してやれたことで(きょう)勝てたと思います。考えすぎていることが一番いけないと思ったので、一から整理し直して、対バッターを集中することだけを考えてやっていました」と“勝因”を分析していた。

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