永江「奇跡の」プロ１号！安部コーチ「打撃に興味を持ってくれれば」

試合後、ファンとタッチを交わす西武・永江

セ・リーグ 西武７―３ロッテ

（7月6日 西武Ｄ）
　１―１の５回、西武２年目の永江がプロ初本塁打。貴重な勝ち越し弾で６月初旬以来となる４連勝に貢献し「奇跡のホームラン。本当に気持ち良かった」と笑顔で語った。

　これがプロ通算でも９安打目。打球を見失い「二塁打かと思った」と全力で走った。渡辺監督が「ベンチが盛り上がらないわけがない」と言う一打をきっかけに、この回、計５安打３点と打線がつながった。

　打撃向上が定位置獲得への近道なだけに、永江は「嫌な９番になりたい。チャンスで打てればレギュラーも近づいてくる」と目を輝かせた。

　▽浅村（五回の適時打で６試合連続安打）「永江のホームランの勢いで打たせてもらった」
　▽西武・安部打撃コーチ（プロ初本塁打の永江に）「打撃に興味を持ってくれれば、成績も上がるし自信にもなる」