オリックス 安達 猛打賞4打点「ようやく貢献できました」

[ 2013年7月6日 06:00 ]

<日・オ>6回2死一、二塁、二塁打を放つ安達

パ・リーグ オリックス5-1日本ハム

(7月5日 札幌D)
 オリックスの2年目・安達が初の4打点をマーク、好調日本ハムとのカード初戦をものにした。

 同点で迎えた6回、2死一、二塁で日本ハム・吉川から左翼線に勝ち越し二塁打。8回には1死満塁で鍵谷から左中間を破る走者一掃の二塁打を放った。5回にも中前打しており、5月28日ヤクルト戦以来今季3度目の猛打賞。タイムリーは4月12日の日本ハム戦以来、実に3カ月ぶりだ。

 「3安打よりタイムリーを打てたことがよかった。ようやくチームに貢献できました」

 開幕前のトレードで遊撃レギュラーの大引が移籍。昨年の秋季練習、今春のキャンプと徹底的にポスト大引としてしごかれたが、ここまで伸び悩んでいた。5月14日の阪神戦でのスクイズ失敗から、遊撃ポジションを同じ移籍組の山本に奪われるなどプロの厳しさを味わった。

 「ライバルがいるからこそ、いい形でモチベーションが上がる。いずれチャンスは来ると思っていました」

 久しぶりの活躍を森脇監督も称えた。「満塁で素晴らしいヒット。まさにヒーローだった。つないだ選手も素晴らしかった」

 シーズン折り返しの72試合目を終え、借金4と正念場は続くが「ボクたちが上がっていかなければパ・リーグの混戦はない」と指揮官はネバーギブアップの姿勢を見せていた。

 ▼オリックス・マエストリ(7回3安打1失点で4月4日以来の勝利となる2勝目)本当に長かった。先制点は許したが粘り強く試合のリズムをつくれた。

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2013年7月6日のニュース