荒波 ノリ頭部死球で奮い立った「何とか打ってやると」

[ 2013年7月6日 22:04 ]

<巨・D>9回1死満塁、適時二塁打を放つ荒波(投手・マシソン)

セ・リーグ DeNA4―3巨人

(7月6日 東京D)
 打席に向かう直前には代打・中村が頭部死球を受け、昏倒。逆転の決勝打を放ったDeNAの荒波は「ノリさんの頭に死球がありましたし、何とか打ってやると思いました」と奮い立った。

 1点を追う9回、先頭の山崎が二塁打で出塁しすると多村、中村が代打で出場し四球、頭部死球で1死満塁。ベテランが体を張って演出してくれた好機に「あそこは気持ちで打とうと思いました」と熱い気持ちとは裏腹にバッティングはコンパクトに近めの球を右翼線へ運んだ。

 ここまで打率・240程度にとどまり不本意な成績が続いているが、この日は5月26日以来久々の1番でスタメン。4打席目まで無安打3三振といいところ無しだったが、最後に大仕事をやってのけた。

続きを表示

この記事のフォト

2013年7月6日のニュース