雄星 苦しんで9勝目 5四球も“修正”6回1失点

[ 2013年7月6日 06:00 ]

<西・ロ>矢沢永吉の曲に合わせて「YUSEI」タオルが舞う中、投球練習をする西武先発・菊池

パ・リーグ 西武7-2ロッテ

(7月5日 西武D)
 西武先発の菊池は6回1失点で9勝目。首位のロッテ相手にリーグ2位となる防御率1・40の実力を示した。

 計5四球を与え、6回まで毎回走者を出す苦しい投球。「いまいちバランスが良くなくて…。良いところなく終わってしまった」。6回は無走者の場面でセットポジションで投げるなど、試行錯誤しながら試合をつくった。開幕前の公表体重は88キロだが、花巻東時代から続ける筋力トレーニングを欠かさず行い、現在は93キロ程度あるという。「きょうは野手に助けてもらった。二度とこんなピッチングをしないようにしたい」。その言葉にエースの自覚がにじみ出た。

 ≪埼玉VS千葉アラカルト≫

 ☆PRブース 両県が名産品や観光を紹介するブースを西武ドーム前広場に出展。埼玉は秩父特産「しゃくし菜漬け」や銘菓「五家宝」などを販売。千葉は海の幸マップや房総半島のドライブガイドなど観光パンフレットを配布した。

 ☆限定グッズ ライバルシリーズのポスター柄のタオルや「県の誇りをかけて戦え」と書かれたキーホルダーなど、限定グッズも販売。

 ☆マスコット 両県のマスコット、コバトン(埼玉)やチーバくん(千葉)などが球場に駆けつけ、試合を盛り上げた。

 ☆応援ボード 外野席の両チームファンにそれぞれのチームカラーの応援ボードを配布。ファンは開幕セレモニーでボードを掲げ、選手に声援を送った。

 ☆呼び出し対決 普段はホーム球場でしか聞けない選手の呼び出し対決も実施。西武側は西武ドームのDJ、RISUKEさんが、ロッテ側はQVCマリンの谷保恵美さんがアナウンスを行った。

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2013年7月6日のニュース