原巨人 先発が勝てん…交流戦白星付いたのは1試合だけ

[ 2013年6月1日 06:00 ]

<ロ・巨>4回1死一塁、鈴木(左)に2ランを打たれうなだれる巨人・ホールトン

交流戦 巨人3-4ロッテ

(5月31日 QVC)
 先発投手が勝てない。巨人のホールトンが2本の2ランを浴び、移籍最短となる3回2/3で4失点KO。終盤の追い上げもあと1点及ばなかった。

 「もう少し役割としては安定した形でスタートしてほしかった」。原監督のトーンも当然低い。4月を独走発進したチームが、交流戦はこれで借金2。13試合で先発に白星が付いた試合は、17日の西武戦(東京ドーム)のわずか1試合(ホールトン)だけだ。当然貧打で見殺した試合もあるが、その間の先発投手の防御率は4・21と良くない。対照的に中継ぎ陣はこれで5試合、17回1/3を連続無失点。「リリーバーは頑張った。先発だけですよ、問題は」と川口投手総合コーチ。ホールトンには「今後どうしたらいいか考えないといけない。次が大事なゲームになる」と、不振の沢村に続けて、先発当落線上にあることを示唆した。

 今季4度目の3連敗で貯金は10まで減った。2位阪神も同じく3連敗で1・5ゲーム差こそキープするが、終わってみれば5月は11勝11敗1分けの5割。1日はチーム勝ち頭5勝の菅野を立てる。新人の力で先発投手の負の連鎖を断ち切りたい。

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2013年6月1日のニュース