ロッテ、6連勝で交流戦首位浮上!成瀬は通算1000K達成

[ 2013年6月1日 18:05 ]

<ロ・巨>3回無死、ロッテ成瀬が寺内から三振を奪い1000奪三振を達成、花束を受け取る

プロ野球交流戦 ロッテ3-2巨人

(6月1日 QVCマリン)
 ロッテが巨人との接戦を制し6連勝。DeNAに敗れた楽天と入れ替わり、交流戦の首位に躍り出た。

 ともにリーグ首位を走るロッテと巨人の今季最終戦。前日に続き先手を取ったのはロッテだった。初回、1死から角中が右翼線二塁打で出塁。続く井口の左中間への飛球を巨人の左翼手・亀井がグラブに当てて落球する間に角中が生還して先制点を挙げた。さらに3回、1死から根元、角中の連打などで2死一、三塁とすると、今江が中越えに2点適時二塁打を放って3点リード。先発の成瀬は5回と6回に1点ずつを失い7回途中で降板したが、中郷、服部、ロサの継投策で逃げ切った。
 
 今季6勝目となった成瀬は「ここ最近、最低限の最低限しかできていない。中継ぎの人たちに感謝しています。もうちょっと長いイニングを投げられればベストかなと思います」とチームメートに感謝の弁。3回、寺内から奪った見逃し三振が通算1000奪三振となったことについては「狙って三振を取れるタイプの投手じゃないが、通過点と思っているので、1500を目指して取れる時に三振を取っておきたい」と話し、今季初の満員のスタジアムで記録を達成できたことに「いい思い出になる」とはにかんだ。

 3回に殊勲打を放った4番の今江は「狙い通りにインコース低めのボールがきたので思い切ってスイングした」と打席を振り返りながらも「エースの成瀬くんが最後までゼロに抑えてくれれば良かったんですが…」とともにお立ち台に立った後輩に対して笑顔でチクリ。スタンドから笑いを誘った。

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2013年6月1日のニュース