レ軍首位支える上原 20戦連続無失点 今季まだ被安打1「やりがいがある」

[ 2013年4月16日 09:05 ]

レイズ戦の8回に登板し、ジョンソンを空振り三振に仕留めて三者凡退に抑え、ガッツポーズをするレッドソックス・上原

ア・リーグ東地区 レッドソックス3―2レイズ

(4月15日 ボストン)
 レッドソックスの上原は15日、ボストンでのレイズ戦に1点リードの8回に2番手で登板し、1回を無安打無失点1三振に抑えた。チームはサヨナラ勝ちで首位をキープした。

 昨季のレンジャーズ時代から20試合連続続無失点となった上原。今季も6試合投げて安打は11日のオリオールズ戦で1本許しただけだ。

 「内容は気にしていない。ゼロに終わることが大切。ヒット3本打たれてもゼロならオーケーだと思う」。登場する場面は接戦の展開ばかり。重圧はかなりのものであることは想像に難くない。「精神的に最後まで持つかどうか」という言葉も漏れたが、一方で「すごくやりがいがあるし、充実している」とも話した。

 昨季20年ぶり地区最下位となったレッドソックスは、これで貯金4。ヤンキースをはじめ、競り合いに強いオリオールズ、大型補強のブルージェイズと激戦区ア・リーグ東地区の首位を走るチームにとって、上原の貢献度はかなり高い。

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2013年4月16日のニュース